【圏央道】EV充電器の待ち時間を回避!設置場所と混雑しにくい時間帯
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電気自動車(EV)で高速道路を利用する際、最も気になるのが「充電インフラの充実度」と「充電待ちの渋滞」ではないでしょうか。首都圏をぐるりと囲む圏央道(首都圏中央連絡自動車道)は、移動距離が長くなりがちな路線でありながら、途中で一般道に降りずに走り続ける車も多いため、パーキングエリアのEV充電器が非常に混雑しやすい傾向があります。
この記事では、圏央道を利用するEVドライバーに向けて、充電器が設置されているサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)の正確な場所や、充電待ちの渋滞を賢く回避するための具体的な時間帯やルート戦略について詳しく解説します。事前の情報収集でスムーズな充電計画を立て、ストレスフリーなドライブを実現しましょう。
圏央道におけるEV充電器の設置状況と基本的な問題点
圏央道は東名高速、中央道、関越道、東北道といった主要な放射状の高速道路を結ぶ重要な大動脈です。そのため交通量が非常に多いのですが、実は路線全体の距離に対して休憩施設の数が少なく、それに伴ってEV充電器の数も限られているという特有の問題を抱えています。
ここでは、圏央道のEV充電器の全体的な設置状況と、なぜ充電待ちが頻発しやすいのかという構造的な課題について紐解いていきます。
休憩施設の間隔が長く充電器が特定の場所に集中しやすい
圏央道を走っていると気づくことですが、他の主要な高速道路に比べてSAやPAの間隔が長く、次の休憩施設まで何十キロも離れている区間が珍しくありません。とくに東名高速と接続する海老名JCTから関越道と接続する鶴ヶ島JCTにかけての区間は、交通量が激しいにもかかわらず休憩できるポイントが限られています。
そのため、「バッテリー残量が少なくなってきたから次のPAで充電しよう」と考えても、その「次」がなかなか現れないという事態に陥りがちです。結果として、充電器が設置されている数少ないパーキングエリア、例えば厚木PA(圏央道)や狭山PAなどにEVが集中してしまい、深刻な充電待ちの渋滞を引き起こす原因となっています。
さらに、これらのPAに設置されている急速充電器の口数も、現状では1〜2口程度であることが多く、1台あたり30分の充電時間を考慮すると、前に2台待っているだけで1時間以上のタイムロスを余儀なくされてしまいます。充電スポットへの一極集中は、圏央道におけるEVドライブの最大のネックと言えます。
長距離移動の通過車両が多くバッテリー消費が激しい
圏央道のもう一つの特徴は、単なる近距離の移動ではなく、遠方から首都圏を迂回して別の地方へと向かう「長距離移動の通過車両」が多いことです。例えば、関西方面から東名高速を走ってきて、圏央道を経由して東北道へ抜けるといったルートを通るドライバーが多数存在します。
長距離を高速で巡航し続けると、EVのバッテリーは市街地を走るよりも早く消費されます。長旅ですでにバッテリー残量が減っている車が圏央道に流れ込んでくるため、「圏央道に入ったらまずは充電を確保したい」と考えるドライバーが同時多発的に発生するのです。
とくに、ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの帰省ラッシュ時には、ただでさえ少ない充電器に何台ものEVが列をなす光景が当たり前のように見られます。こうした事態を避けるためには、単に「減ったら充電する」のではなく、事前に設置場所を把握し、混雑するタイミングを避けた戦略的な充電プランを立てることが不可欠です。
圏央道内でEV充電器が設置されている主要なSA・PA
圏央道内で確実に急速充電器が利用できる施設を把握しておくことは、EVドライブの第一歩です。どこに充電器があり、どのような設備が併設されているかを知ることで、待機時間も有意義に過ごすことができます。
現在、圏央道で充電器が設置されている代表的なパーキングエリアを「内回り(南下方向)」と「外回り(北上方向)」の両方の視点から紹介します。
厚木PA(内回り・外回り):神奈川エリアの重要充電拠点
神奈川県に位置する厚木パーキングエリアは、東名高速道路(海老名JCT)のすぐ北側にあり、圏央道の中でも特に利用者の多い重要な休憩施設です。内回り・外回りともに急速充電器が設置されており、東名高速から圏央道に入った直後、あるいは東名高速に合流する直前の充電拠点として多くのEVドライバーに利用されています。
厚木PAの素晴らしいところは、単に充電ができるだけでなく、施設としての充実度が高い点です。ご当地グルメを楽しめるフードコートや、豊富な品揃えのお土産売り場があり、圏央道の美味しいラーメンを味わうこともできます。充電中の30分間を食事や買い物の時間として有効活用できるため、待ち時間もあまり苦になりません。
ただし、その利便性の高さゆえに週末や休日の日中は非常に混雑しやすく、充電器も順番待ちになる確率が高いという弱点があります。厚木PAで充電を計画する場合は、時間に十分な余裕を持たせるか、あえて後述する混雑しにくい時間帯を狙って訪問するなどの工夫が必要です。
狭山PA(内回り・外回り):埼玉エリアの貴重なオアシス
埼玉県にある狭山パーキングエリアは、関越道(鶴ヶ島JCT)と中央道(八王子JCT)の間に位置する、埼玉エリアにおける非常に貴重な充電スポットです。厚木PAと同様に内回りと外回りの両方に急速充電器が設置されており、長距離移動の中間地点でのバッテリー補給に最適です。
このPAは、周辺にお茶の産地として有名な狭山があることから、狭山茶を使ったスイーツや特産品が充実しています。規模としては中程度ですが、緑も多く落ち着いた雰囲気があるため、運転の疲れを癒やすリフレッシュポイントとしても優秀です。
注意点として、狭山PAの前後の区間は渋滞が発生しやすく、特に夕方の時間帯は交通の流れが悪くなる傾向があります。渋滞に巻き込まれて想定以上にバッテリーを消費してしまうリスクを避けるためにも、狭山PAの手前で「まだ余裕があるから次でいいや」と油断せず、早め早めの充電を心がけることが大切です。
充電待ちを徹底的に回避する時間帯とルート戦略
いくら設置場所を把握していても、いざ到着した時に他の車が充電中であれば、結局は長い待ち時間が発生してしまいます。待ち時間をゼロ、あるいは最小限に抑えるためには、周囲のドライバーの行動パターンを予測し、裏をかく戦略が求められます。
ここでは、混雑を劇的に回避するための具体的な時間帯の選び方と、圏央道だけに依存しないルート選びのコツについて解説します。
深夜・早朝の「オフピーク時間帯」を狙った移動計画
充電待ちの渋滞を回避する最も確実で効果的な方法は、物理的に車の数が少ない時間帯に移動することです。圏央道に限らず、高速道路のEV充電器が最も混雑するのは、一般的に「休日の午前9時から午後3時」にかけてのコアタイムです。この時間帯はレジャーに向かう車と帰る車が交錯し、どのPAも満車に近い状態になります。
充電器の混雑を避けるなら、深夜から早朝にかけての「オフピーク時間帯」に移動するのが圧倒的におすすめです。例えば、夜明け前の朝5時〜6時台や、夜の21時以降であれば、充電器が空いている確率は跳ね上がります。深夜割引などのETC割引も適用されるため、経済的なメリットも大きくなります。
もし早朝に出発する場合は、圏央道周辺のモーニングスポットなどを事前にリサーチしておき、「早朝にガラガラの充電器でバッテリーを満タンにしつつ、優雅に朝食をとる」といった計画を立てると、充電そのものが楽しいイベントに変わります。
接続する他の高速道路や一般道の充電器を併用する
圏央道内のPAに設置されている充電器だけにこだわると、どうしても選択肢が狭まり、混雑リスクが高まります。これを回避する強力な戦略が、圏央道に接続している他の高速道路のSA・PA、あるいはインターチェンジを降りてすぐの一般道にある充電器を柔軟に活用することです。
例えば、関越道から圏央道に入る場合、圏央道の狭山PAで充電しようとするのではなく、関越道側の高坂SAや三芳PAなど、充電設備が複数ある大規模な施設で事前にしっかり充電を済ませてから圏央道に流入するというルート戦略が非常に有効です。
また、「ZESP」などの充電カードを持っている場合、圏央道のインターチェンジを一度降りて、最寄りの日産ディーラーや大型ショッピングモールの急速充電器を利用するという裏技もあります。インターを降りる分の料金は余計にかかりますが、PAで1時間以上も待たされるストレスと時間を天秤にかければ、十分に価値のある選択肢となるはずです。
- 圏央道に入る「前」の他路線の大型SAで満充電にしておく
- 混雑状況アプリを活用し、空いているPAをリアルタイムで探す
- 長時間の待ちが発生した場合は、最寄りのICで降りて一般道の充電器へ
- バッテリー残量20%を切る前に、早めに充電の決断をする
充電中の待ち時間を有効活用できるSA・PAの楽しみ方
いくら戦略を練っても、タイミング悪く充電待ちに巻き込まれてしまうことはあります。また、自分自身が充電を行っている30分間も、ただ車内でスマホを見て過ごすだけではもったいない時間です。
充電待ちや充電中の空き時間を、ただの「退屈な待機時間」から「楽しいリフレッシュタイム」へと変えるための、圏央道SA・PAの具体的な楽しみ方をご提案します。
ご当地グルメやお土産探しで地域の魅力を味わう
圏央道のPAは、それぞれが位置する地域の特色を強く打ち出したグルメやお土産を展開しています。充電器に車を繋いだら、まずは施設内のフードコートや売店をゆっくりと散策してみましょう。
例えば、狭山PAであれば狭山茶を使用したソフトクリームや抹茶スイーツを楽しむことができますし、厚木PAであればB級グルメとして有名な「厚木シロコロ・ホルモン」の風味を生かしたお土産などを探すのも一興です。各施設が力を入れている高速道路のおすすめご当地グルメを事前にチェックしておくと、立ち寄るのがさらに楽しみになります。
お弁当を買って車内で食べたり、同乗者へのお土産をじっくり選んだりしていれば、急速充電の制限時間である30分はあっという間に過ぎてしまいます。充電の待ち時間が発生した場合でも、「少し長く買い物を楽しむ時間ができた」とポジティブに捉える心の余裕が大切です。
コーヒーブレイクや散歩で運転の疲労をしっかりリセット
長距離運転で凝り固まった体をほぐすためには、車外に出て歩くことが一番のリフレッシュになります。圏央道のPAの中には、ちょっとした緑地やベンチが整備されている場所もあり、季節の風を感じながら軽いストレッチをするのに最適です。
もし施設内にカフェが併設されていれば、美味しいコーヒーをテイクアウトして、ベンチでゆっくりとくつろぐのも最高のリラックス方法です。圏央道の一部施設にはスターバックスなどのカフェが出店している場所もあり、ドライブ中のカフェイン補給と気分転換を同時に行うことができます。
同乗者に犬などのペットがいる場合は、PAの敷地内を少し散歩させるだけでもペットのストレス軽減に大きく貢献します。充電という「車を停めざるを得ない時間」を、自分自身や同乗者のための積極的な休息時間として徹底的に活用しましょう。
EVで圏央道を走る前の必須準備と確認事項
充電に関するトラブルを未然に防ぎ、安心して圏央道をドライブするためには、自宅を出発する前の事前準備が何よりも重要です。道中で「しまった!」と後悔しないために、必ずチェックしておくべき項目をまとめました。
EV特有の落とし穴にはまらないための具体的な対策をしっかりと確認し、万全の体制でドライブに臨みましょう。
スマホの充電スポット検索アプリを最新状態にしておく
EVドライバーにとって、リアルタイムで充電器の空き状況を確認できるスマートフォンアプリは、まさに命綱とも言える存在です。しかし、アプリが古かったり、情報が更新されていなかったりすると、せっかく向かったPAの充電器が故障中だったという悲劇に見舞われることがあります。
出発前には、必ず自分が使用しているEV充電サポートアプリ(GoGoEVや専用の充電ネットワークアプリなど)を最新バージョンにアップデートしておきましょう。アプリによっては、圏央道上のPAに設置されている充電器の出力(kW数)や現在の利用状況(空きか満車か)をリアルタイムで確認できる機能が備わっています。
助手席の同乗者にアプリをこまめにチェックしてもらい、「次の厚木PAは今充電中だから、手前のPAでトイレ休憩だけ済ませて様子を見よう」といった具合に、リアルタイムの情報に基づいた臨機応変な判断を行うことが、充電待ちを回避する最大の武器となります。
充電認証カードの有効期限と残高の確認
充電器がいざ空いていたとしても、手持ちの充電認証カードが使えなければ充電を開始することはできません。非常に基本的なことですが、カードの有効期限切れや、クレジットカードの決済エラーによって認証が弾かれてしまうケースは意外と多く発生しています。
とくに長距離ドライブの前には、財布に入っている「e-Mobility Power(旧NCS)カード」や各自動車メーカーが発行している充電サポートカードの有効期限が切れていないか、また引き落とし口座に問題がないかを必ず確認してください。
万が一カードを忘れた場合でも、一部の急速充電器ではビジター利用としてクレジットカード払いやスマートフォンでのQRコード決済が可能なもの(エコQ電など)もあります。しかし、事前の会員登録が必要だったり、利用手順が複雑で時間がかかったりするため、やはり普段使い慣れた物理的な認証カードを確実に持参することが、最もスムーズで安心な方法です。
| 確認項目 | チェックのポイント | トラブル時の影響 |
|---|---|---|
| スマホアプリ | 最新版へのアップデートとログイン状態 | リアルタイムの空き状況が確認できず並ぶハメに |
| 充電カード | 有効期限と財布への収納確認 | 認証できず最悪の場合はレッカー移動の危機 |
| 目的地までの距離 | 自身の車の実電費に基づく航続距離の把握 | 電欠の恐怖による極度な運転ストレス |
まとめ
圏央道におけるEV充電器の設置状況や、混雑を回避してスムーズに充電を行うための戦略について詳しく解説しました。
圏央道は休憩施設の間隔が長く、長距離を移動する通過車両が多いため、厚木PAや狭山PAなどの特定の充電スポットに利用者が集中しやすいという構造的な課題があります。充電待ちの渋滞を賢く回避するためには、深夜や早朝などのオフピーク時間帯を狙って移動する、あるいは圏央道に入る前に他の高速道路の大型SAでしっかりと充電を済ませておくといった、事前のルート戦略が非常に効果的です。
また、万が一充電待ちが発生した場合でも、ご当地グルメを楽しんだり、カフェでリラックスしたりと、待ち時間をポジティブなリフレッシュタイムに変換する心の余裕を持つことが大切です。事前のアプリ確認やカードの準備を怠らず、圏央道でのEVドライブを安全かつ快適に楽しんでください。
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