週末の常磐自動車道。都内から茨城や福島方面へのドライブ、あるいはその帰り道において、必ず立ち寄りたくなるのが「守谷SA(サービスエリア)」です。

上下線ともに「Pasar(パサール)守谷」として大規模リニューアルされ、デパ地下のような洗練された空間と絶品グルメが揃うこのSAは、もはや単なる休憩所ではなく、立派な観光地(目的地)として機能しています。

しかし、その圧倒的な人気ゆえに、週末のお昼時や夕方にはフードコートが席の奪い合いとなり、子連れのファミリーにとっては逆にストレスの溜まる場所になってしまうことも少なくありません。

そこでこの記事では、混雑したフードコートを華麗にスルーし、車内や外のベンチで安全かつ大満足の食事ができる、Pasar守谷で絶対に買うべき「お肉系テイクアウトグルメ」に焦点を絞ってご紹介します。さらに、混雑を避けて賢く買い物をするための裏ワザも伝授します。

なぜPasar守谷で「お肉系テイクアウト」一択なのか

Pasar守谷には、有名店のラーメンやお蕎麦、海鮮丼など、魅力的なメニューがフードコートにずらりと並んでいます。それらを差し置いて、なぜ「お肉系のテイクアウト」を強く推奨するのでしょうか。

それには、子連れドライブにおける切実な理由があります。

フードコートの「席取り合戦」という最大のストレス

週末のPasar守谷のフードコートは、戦場です。

トレイを持ったまま空席を探してウロウロと歩き回り、食べ終わりそうなグループの後ろでプレッシャーをかけながら待つ。小さな子供の手を引きながらこの「席取り合戦」に参加するのは、親にとって途方もない疲労を伴います。やっと席に座れても、周囲のガヤガヤした音や人通りが気になり、ゆっくり食事を楽しむことなど不可能です。

テイクアウト(持ち帰り)であれば、この席取り合戦に一切参加する必要がありません。購入後、静かで涼しい(暖かい)自分の車内に戻るか、外の芝生エリアのベンチに座って、家族だけのプライベート空間でリラックスして食事をとることができるのです。

「お肉系」は冷めても美味しい・こぼれにくい

テイクアウトグルメの中でも、特に「お肉系(お弁当、串焼き、唐揚げなど)」をおすすめするのには、機能的な理由があります。

ラーメンやうどんなどの汁物は、車内に持ち込んで食べるには「こぼすリスク」が高すぎます。万が一シートに熱いスープをこぼせば、火傷の危険があるだけでなく、その後のドライブ中ずっと匂いに悩まされる大惨事となります。

一方、焼肉弁当や唐揚げ、ソーセージの串焼きなどは、汁こぼれの心配が少なく、子供でも手づかみや箸で簡単に食べられます。また、お肉系の総菜は少し冷めても味が落ちにくく、車内でワイワイと食べるピクニック感を演出するのに最適な食材なのです。

Pasar守谷(下り)のおすすめお肉系テイクアウト

それでは、これからレジャーに向かう際に利用する「下り線(水戸方面)」のPasar守谷で、絶対に外せないお肉系テイクアウトグルメをご紹介します。

「肉の大山」の絶品メンチカツとコロッケ

上野に本店を構える老舗の食肉卸直営店「肉の大山」が、Pasar守谷(下り)に出店しています。

ここで絶対に買いたいのが、名物の「特製メンチカツ」と「やみつきコロッケ」です。サクサクの衣の中に、肉汁がギュッと詰まったジューシーなメンチカツは、一つ食べるだけで圧倒的な満足感を得られます。串に刺さった状態で提供してくれるものもあるため、車内での食べ歩きスタイルにも最適。子供には甘みのあるコロッケが人気です。本格的なお肉屋さんの揚げ物を、パーキングエリアで手軽に買えるのは奇跡に近いです。

「南国酒家」の本格中華弁当や角煮まん

高級中華料理店として知られる「南国酒家」のテイクアウト専門店も外せません。

フードコートの中華とは一線を画すクオリティで、特に「豚の角煮まん」は、フワフワの生地に甘辛くトロトロに煮込まれた角煮が挟まっており、片手で食べられる極上のドライブグルメです。また、チャーハンと唐揚げや焼売がセットになったお弁当も販売されており、これ一つ買えば車内が立派な中華レストランに早変わりします。

店名(下り線)おすすめテイクアウト商品特徴
肉の大山特製メンチカツ、コロッケ肉汁溢れる揚げたて。串刺しで食べやすい。
南国酒家豚の角煮まん、中華弁当本格中華の味。角煮まんは片手で手軽に食べられる。

Pasar守谷(上り)のおすすめお肉系テイクアウト

続いて、遊び疲れて帰る途中に立ち寄る「上り線(東京方面)」のPasar守谷のお肉系テイクアウトです。疲れた身体には、よりガッツリとしたお肉が効きます。

「焼肉トラジ」の焼肉弁当

恵比寿発祥の有名焼肉店「焼肉トラジ」がプロデュースする店舗が入っています。

ここの「焼肉弁当」は、帰りの渋滞で疲弊したお父さん・お母さんへの最高のご褒美となります。柔らかく香ばしく焼き上げられた上質なお肉が、タレの染み込んだご飯の上に敷き詰められており、車内でフタを開けた瞬間に車内に広がる焼肉の香りはたまりません。少々お値段は張りますが、休日の最後にレストランに入る手間を考えれば、十分にその価値がある極上のテイクアウトグルメです。

茨城名産!常陸牛やローズポークの串焼き

上り線には、茨城県の特産品を販売するコーナーが充実しています。

外の特設ブースやテイクアウト専門店で販売されていることが多いのが、茨城のブランド牛「常陸牛(ひたちぎゅう)」や、ブランド豚「ローズポーク」を使った串焼きやフランクフルトです。注文してから目の前で炭火(または鉄板)でジュージューと焼き上げてくれる熱々の串焼きは、パーキングエリアの醍醐味そのもの。ビールが欲しくなる味ですが、運転手の方はノンアルコール飲料と一緒に楽しんでください。

混雑を避けてスマートに買い物をする裏ワザ

魅力的なお肉系テイクアウトですが、人気店のお弁当や揚げ物は、ピーク時には購入するための行列ができたり、売り切れてしまったりすることがあります。

混雑を回避して、確実に目的のグルメを手に入れるための裏ワザを2つ紹介します。

ルール1:ピークの「1時間前」に到着する

最もシンプルかつ最強の対策は、時間をずらすことです。

お昼ご飯のピークは12時〜13時、夕飯のピークは18時〜19時です。この時間帯にPasar守谷に到着してしまうと、駐車するだけでも一苦労です。テイクアウトを狙うなら、必ず「ピークの1時間前(午前11時台、午後17時台)」に到着するようにスケジュールを組んでください。この時間帯であれば、店舗の行列も短く、出来立てのお弁当や揚げ物がフルラインナップで陳列されているため、ストレスなく選ぶことができます。

ルール2:車に1人残り、買い出し部隊を編成する

もしどうしてもピークタイムに重なってしまった場合は、家族全員で施設内に入るのは避けましょう。

駐車場が混雑していると、施設から遠い場所に停めざるを得なくなります。そこで、運転手(あるいはお母さんと子供)はエアコンの効いた車内で待機し、身軽な1人(または2人)を「買い出し部隊」として施設内に送り込む戦術を取ります。
スマホの通話やLINEで「メンチカツと角煮まん、どっちがいい?」とやり取りしながら素早く購入し、車に戻る。これなら、人混みの中で子供が迷子になるリスクも防げますし、何よりスピーディーに食事にありつくことができます。

Pasar守谷テイクアウト攻略の掟
  • フードコートの席取り合戦はスルーし、初めから持ち帰り(車内食)を計画する
  • 汁こぼれリスクのない「メンチカツ」や「焼肉弁当」などのお肉系を選ぶ
  • 必ず食事ピークタイムの1時間前(11時台・17時台)に到着し、買い出し部隊を編成する

まとめ:Pasar守谷は「車内ピクニック」の食材庫

常磐道のPasar守谷(上り・下り)において、混雑するフードコートを避けて楽しむ「お肉系テイクアウトグルメ」の魅力について解説しました。

有名店が多数出店しているPasar守谷のクオリティは、お弁当や総菜にもいかんなく発揮されています。「肉の大山」のメンチカツや、「焼肉トラジ」のお弁当を買い込んで、家族だけのプライベート空間である車内でワイワイと食べる時間は、レストランでの食事とはまた違った楽しい思い出になります。

【東名・新東名】東京〜名古屋を「最速・快適」に移動する黄金休憩プラン!の記事でも提唱している通り、混雑をいかにコントロールするかがドライブ旅行成功の鍵です。次回の常磐道ドライブでは、ぜひこの「テイクアウト&車内ピクニック」戦略を試してみてください。

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