【東北自動車道】ガス欠の危機!GS(ガソリンスタンド)の区間距離が長いエリアと24時間営業の給油所マップ
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長距離のドライブ旅行や仕事での長距離移動において、誰もが一度はヒヤリとするのが「燃料計の針が残りわずかになっているのに、次の給油所が見つからない」というガス欠の恐怖です。
「次のサービスエリアで給油すればいいやと軽く考えていたら、ガソリンスタンド(GS)がなくて警告灯(ランプ)が点いてしまった」「東北道は長い路線だからどこでも給油できると思っていたが、夜間にスタンドが閉まっていて焦った」という経験を持つドライバーは非常に多く存在します。
特に東北自動車道は、埼玉県川口市から青森県青森市までを結ぶ「日本一長い高速道路(全長約680km)」であり、北上するにつれてガソリンスタンド間の距離が100km以上も開く「給油の空白地帯」が複数存在します。
高速道路上でのガス欠は、単に車が動かなくなるだけでなく、後続車からの激しい追突事故を誘発する極めて危険なトラブルであり、ドライバー自身の危機管理能力が厳しく問われます。
本記事では、東北道でガス欠のリスクが極めて高い危険区間の詳細から、24時間営業の給油所設置SAマップ、万が一のガス欠緊急時の正しい回避・対処手順までを徹底解説します。
高速道路での「ガス欠」は大事故の元!ガソリン切れの危険性
一般道でのガス欠であれば、ハザードランプを点けて路肩に停め、近くのガソリンスタンドまで歩いて缶で燃料を買いに行くといった対処も不可能ではありません。
しかし、平均時速100km/h近い車が行き交う高速道路本線上でのガス欠停車は、一瞬の判断ミスが命取りになる重大な危険を孕んでいます。
高速道路での燃料切れがなぜこれほど恐ろしいのか、2つの物理的・法律的リスクを整理しましょう。
本線上で突然エンジンが停止する恐怖と周囲の車両との衝突リスク
時速100kmで本線を走行中、突然エンジンが「ボコツ、ボコツ」とノッキングを起こして燃料が切れ、アクセルを踏んでも加速しなくなると、パワーステアリング(ハンドルのアシスト)やブレーキの倍力装置(ブレーキペダルを軽くする機能)が効かなくなり、車は急速に重い鉄の塊と化します。
ハザードランプを点滅させながら惰性で路肩に寄せる間にも、背後からは大型トラックや後続車がハイスピードで迫っており、追突される恐怖は想像を絶するものがあります。
特に夜間や雨天、見通しの悪い急カーブの先などで本線上に完全停止してしまった場合、後続車が停止車両を視認した時にはすでに回避が間に合わず、ノーブレーキで追突される大事故へと発展する確率が跳ね上がります。
高速道路でのガス欠に対する道路交通法上の罰則と違反点数の現実
高速道路上でのガス欠は、単なる「不幸なトラブル」ではなく、道路交通法における明確な「交通違反(高速自動車国道等運転者遵守義務違反)」の対象となります。
ドライバーは高速道路を走行する際、あらかじめ燃料や冷却水、オイルの量を点検し、安全に運行できる状態を維持する義務が法律で定められているためです。
ガス欠によって本線や路肩に停車せざるを得なくなった場合、警察官の検問や事故処理の過程で違反切符を切られ、違反点数2点が課され、普通車の場合は9,000円の反則金(ペナルティ)を支払う必要があります。
もしも高速道路でガス欠になったら?罰則や減点はある?緊急時のJAF要請と対策ステップに詳しく書かれているように、自己管理の甘さによるガス欠は罰則を伴う重大な過失であることを常に忘れてはなりません。
東北自動車道でGS(ガソリンスタンド)の間隔が長い危険区間
東北自動車道において、ガソリンスタンドの設置間隔が非常に長く開き、ガス欠を引き起こしやすい「死の空白地帯」と呼ばれる区間が存在します。
特に北東北エリアへ向かうドライバーが必ず警戒するべき2つの区間を解説します。
盛岡〜青森区間でGSが100km以上存在しないガソリン給油の空白地帯
東北道を青森方面へ向かうルート(下り線)において、最もガス欠トラブルが発生しやすいのが岩手県の「盛岡IC」を通過した後の区間です。
岩手県北部の「岩手山SA」を最後に、終点の青森県「青森IC」までの約130kmにわたり、本線上のSA・PAにはガソリンスタンドが「1箇所も存在しない」という非常に長い給油空白地帯が存在します。
この区間を走行する際、岩手山SAで「まだ燃料は4分の1あるから終点まで行けるだろう」と給油を怠ると、途中の山間部での長い上り坂で急激に燃料を消耗し、青森に入る手前の山中で無残にガス欠停車する結果となります。
盛岡を越えて青森・八戸方面へ向かう場合は、燃料計の残量に関わらず「岩手山SAでの満タン給油」をルーティンとすることが必須です。
夜間(深夜帯)にGSが営業終了する中規模SA・PAの盲点と注意点
「ガソリンスタンドがあるサービスエリアマークがナビに表示されているから安心」と油断していると、深夜ドライブの際に手痛い仕打ちを受けることがあります。
大都市近郊のSA(蓮田、上河内、国見など)は24時間GSが営業していますが、東北道の中規模SA(前沢SAなど)に併設されているスタンドは、夜間(22:00〜翌朝6:00など)に「営業を終了してクローズしてしまう」箇所が複数存在します。
深夜割引の恩恵を受けるために夜中に東北道を走る長距離トラックや深夜移動の個人は、このスタンドの営業時間外の盲点に引っかかりやすく、仮眠から目覚めて出発した直後にガス欠のパニックに陥るケースが多発します。
深夜に東北道を走る場合は、24時間営業を行っている給油所のみをスマートに選んで給油プランを設計する必要があります。
東北自動車道の24時間営業ガソリンスタンド設置SA一覧と給油マップ
深夜でも営業しており、長距離の夜間運行を完璧にサポートしてくれる東北自動車道の24時間ガソリンスタンド(GS)の主要設置エリアをマップ形式で紹介します。
栃木〜宮城区間で深夜の長距離運行を支える24時間営業の大型SA
東京側から出発して最初の安心給油拠点となるのが、栃木県の「那須高原SA(上下線)」や、福島県の「安達太良SA(上下線)」です。
これらの大型SAは、深夜のトラックドライバーの利用が非常に多いため、ガソリンスタンドも24時間体制でフル稼働しており、深夜でもスタッフが常駐、またはセルフ式の給油機が問題なく動作しています。
安達太良SAを通過した後は、宮城県の「菅生SA(上下線)」が次の24時間給油ポイントとなります。
高速道路の「車中泊」マナーとおすすめSA・PAランキング10選(全国版)で仮眠スポットとして選ばれるこれらの大型SAは、給油所のキャパシティも広いため、夜間の仮眠に入る直前に燃料を満タンにしておく場所としても極めて優秀です。
宮城〜青森区間で確実に給油しておきたい夜間営業スタンドの位置
宮城県から岩手県、青森県にかけての北側エリアでは、岩手県の「紫波SA(上下線)」および先ほど紹介した「岩手山SA(上下線)」が頼りになる24時間営業のガソリンスタンドを備えています。
特に紫波SAは、盛岡近郊で東北道から秋田自動車道へ分岐するドライバーにとっても、分岐前の最終給油ポイントとして非常に重要な役割を担っています。
岩手山SA(下り)から先は、前述の通り青森までGSがありませんので、この岩手山SAこそが東北道下りの「最終防衛ライン」となります。
メーターのガソリン残量が半分以下になっている場合は、ここで迷わず給油機に車を寄せるスマートな決断が、青森への安全な到着を約束します。
もしも高速道路でガス欠の危機に直面したら!緊急時の対処手順
どれだけ気をつけていても、渋滞による遅延や燃料計算のミスによって、走行中に「給油ランプが点灯し、冷や汗が止まらない」という危機的状況に陥ることがあります。
パニックにならず、車が完全に停止してしまう前に取るべき、最善のサバイバル手順を解説します。
ガソリン残量警告灯(給油ランプ)が点灯してからの走行可能距離の目安
一般的に、乗用車のガソリン残量警告灯(オレンジ色の給油マーク)が点灯した時点で、燃料タンク内にはまだ「約5リットル〜8リットル」程度の燃料が残されています。
現代の車であれば、実燃費をリッター10km〜15kmと仮定すると、ランプが点灯してから「約50km〜80km」程度は走り続けられる設計になっています。
つまり、ランプが点いた瞬間に即座に車が止まるわけではありませんので、まずは深呼吸をして落ち着き、一番近いガソリンスタンド付きSAまでの距離と自車の残り走行可能距離を冷静に天秤にかけることが重要です。
走行車線からハザードランプを点灯して安全に次のSA・PAや路肩へ避難する方法
警告灯が点灯した状態で本線を走り続ける場合、無駄な燃料消費を極限まで抑える「エコドライブ」へ即座に切り替えてください。
時速80km/h程度の一定速度を保ち、不要な加減速(急な追い越し)を避け、エアコン(A/C)をオフにするだけで、燃費を劇的に向上させて走行距離を伸ばすことができます。
それでも次のSAまで燃料が持たないと判断した場合は、車が完全にノッキングを起こして停止する前に、ハザードランプを点滅させながら左側の「第一通行帯(走行車線)」へ車線を変更してください。
そして、SA・PAの進入路や、スマートICの退出口、あるいは本線脇にある「非常駐車帯(緑色の看板がある広い路肩)」に、惰性を利用して安全に車を滑り込ませて停車させるのがプロの手順です。
万が一ガス欠で完全に停車してしまった場合の安全確保とJAF要請手順
走行中にノッキングが発生し、ブレーキが重くなって路肩に緊急停車せざるを得なくなった場合、そこは一歩間違えれば命を落とす超危険地帯です。
自分自身と家族の命を守り、速やかに救助を呼ぶための鉄則を解説します。
非常点滅表示灯(ハザード)と発炎筒・三角表示板の設置による追突防止対策
車が停止したら、すぐにハザードランプを全開で点滅させ、速やかにギアをパーキング(P)に入れ、サイドブレーキを強く引いてください。
そして、後続車から自車がハッキリと見えるよう、トランクから「三角表示板(停止表示板)」を取り出し、自車の後方約50メートル以上の道路上に設置しなければなりません(高速道路での設置は義務です)。
また、視界が悪い場合は「発炎筒」をすばやく焚いて、後方の路肩に置いて煙と赤い火で危険を知らせます。
これらの設置作業を行う際、本線上に絶対にはみ出さず、ガードレールの外側の安全な土手などを歩いて移動してください。
設置が終わったら、車内に残るのは絶対に避けてください。後続車の追突による二次災害を防ぐため、全員が助手席側のドアから降りて、ガードレールの「外側」の安全な傾斜地等へ避難して待機するのが基本ルールです。
非常電話や携帯電話からのJAFやロードサービスへの救助連絡手順
安全なガードレールの外側に避難したら、すばやく携帯電話で「JAF(#8139)」や、契約している自動車保険のロードサービス窓口へ救助の電話をかけてください。
自分の正確な現在地が分からない場合は、道路脇にある「キロポスト(緑色の小さな数字の看板)」の数字を伝えるか、本線のガードレール沿いに約1kmおきに設置されている「非常電話」まで歩いて受話器を取ってください。
非常電話は受話器を上げるだけで道路管制センターへ直結し、受話器を通じて自動的に発信場所が特定されるため、最もスピーディーにJAFやパトロールカーの救助要請を行うことが可能です。
まとめ
東北自動車道でのガス欠トラブルは、盛岡以北の約130kmに及ぶ「ガソリンスタンドの給油空白地帯(岩手山SA〜青森間)」や、深夜に営業を終了する中規模給油所の営業時間を正しく把握し、那須高原SAや安達太良SA、紫波SAなどの24時間GSをスマートに活用することで、完璧にリスクを回避できます。
警告灯が点灯した際は、80km/hの等速エコドライブに切り替えてエアコンをオフにし、最寄りのSAや非常駐車帯へ安全に退避することが生き残るための対処手順です。
万が一本線上や路肩で緊急停車した場合は、ハザードを点滅させて三角表示板と発炎筒を後方に設置し、必ず全員が助手席ドアから降りてガードレールの外側の安全地帯に避難した上で、非常電話や携帯電話からJAF(#8139)へ救助を要請してください。
日本一長い東北道を安全かつスマートに走破するために、早め早めの「満タン給油」の危機管理を徹底し、快適なドライブを楽しんでください。
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