長距離の移動で山陽自動車道を利用する際、安全運転を心がけるのは当然ですが、うっかり速度を出しすぎてしまい、警察による速度取締りに遭ってしまうことは絶対に避けたいものです。特に山陽道は、トンネルが多く、アップダウンやカーブが連続する区間もあり、スピードが出やすい場所が多数存在します。今回は、山陽道における自動速度違反取締装置(オービス)の設置ポイントや、取締りの傾向について解説します。

高速道路におけるオービス(自動速度違反取締装置)の種類

まずは、日本の高速道路で使用されているオービスの基本的な種類とその特徴について学びましょう。

固定式オービスと移動式オービスの違い

固定式オービスは、高速道路の頭上(門型の構造物)や道路脇に永続的に設置されている装置で、あらかじめ設置場所が決まっています。これに対し、近年導入が進んでいる移動式オービスは、小型の三脚に乗せたカメラを警察官が任意の場所に設置して取締りを行います。従来の固定式のように「場所を覚えていれば回避できる」というものではなく、いつどこで取締りが行われるか分からないため、常に制限速度を守る強い意識が必要です。

レーダー式・ループコイル式・レーザー式の仕組み

オービスが速度を計測する技術にはいくつかの方式があります。レーダー式は電波を車両に向けて照射し、跳ね返ってきた周波数の変化で速度を測ります。ループコイル式は道路の地面の下に磁気センサーを埋め込み、車両が通過する時間差で計測します。そして最新のレーザー式は、レーザー光を照射して計測するため、従来のレーダー探知機では検知しにくいという特徴があります。技術の進歩により、違反の言い逃れは完全に不可能となっています。

山陽道(下り線)の主要なオービス設置ポイント

山口・九州方面へと向かう下り線において、特に注意すべきとされる代表的な設置エリアです。

兵庫県から岡山県区間の注意エリア

山陽道の下り線では、兵庫県から岡山県へと入る県境付近や、長い下り坂が続く区間にオービスが設置されている傾向があります。特にトンネルを抜けた直後の視界が開ける場所などは、開放感からアクセルを踏み込みがちになるため、警察の絶好の取締りポイントとなります。事前に「速度落とせ」といった警告の看板が必ず複数枚設置されていますので、これを見落とさず、周囲の車の流れに合わせながら確実に減速することが事故防止の観点からも重要です。

広島県から山口県区間の注意エリア

広島県から山口県にかけては、山間部を縫うように走る区間が多く、緩やかなカーブとアップダウンが組み合わさっています。スピードメーターを意識していないと、下り坂で自然と速度が上がってしまう場所があり、その終着点付近にオービスが待ち構えていることがあります。特に夜間は周囲の景色が見えないため、速度感覚が麻痺しやすく、時速100キロメートルを大きく超えてしまうリスクがあるため、クルーズコントロールなどを賢く活用して速度を一定に保ちましょう。

山陽道(上り線)の主要なオービス設置ポイント

大阪・京都方面へと戻る上り線において、警戒が必要な主要ポイントについて解説します。

山口県から広島県区間の注意エリア

上り線の山口県東部から広島県西部にかけても、固定式のオービスが設置されている箇所が確認されています。山陽道は全体的に路面状態が良く走りやすいため、つい快適さに任せてスピードを出してしまいがちですが、取締り用のカメラは冷徹に速度を記録しています。特に追い越し車線を走り続けている車両はターゲットになりやすいため、追い越しが終わったら速やかに走行車線へと戻り、法定速度以内での巡航を維持することが基本動作となります。

岡山県から兵庫県区間の注意エリア

関西圏が近づいてくる岡山県から兵庫県にかけての区間は、交通量が急激に増加します。渋滞の最後尾への追突事故を防ぐ目的もあり、このエリアでは移動式オービスによる神出鬼没な取締りや、パトカーによる巡回が非常に強化されています。前走車との車間距離を十分に空け、前方の状況を常に予測しながら運転することで、急ブレーキや速度超過を防ぎ、オービスだけでなく全ての交通違反から身を守る安全なドライブが可能となります。

警察による有人での速度取締り(ネズミ捕り・覆面)

機械による自動取締りだけでなく、人間の警察官による直接的な取締りへの対策と心構えです。

覆面パトカーが潜んでいるポイントと見分け方

山陽道では、オービスがない場所でも「覆面パトカー」による追尾式の取締りが頻繁に行われています。覆面パトカーは、主にトヨタのクラウンなどのセダン型が多く、車体は白、黒、シルバーといった地味な色が中心です。車内を見るとヘルメットを被った警察官が2名乗車しており、ルームミラーが上下に2段設置されているなどの特徴があります。こうした不審なセダンが走行車線に潜んでいる場合は、絶対に無理な追い越しをしてはいけません。

SA・PAの出口やバスストップ付近での取り締まり

覆面パトカーや白バイは、本線上だけでなく、サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)の出口、あるいは高速道路上に設置されている「バスストップ(停留所)」のスペースに身を潜め、違反車両が通過するのをじっと待っていることがあります。加速車線でスピードを一気に上げるタイミングや、合流時の油断を突いて追尾を開始するため、SA・PAを出発する際も、完全に本線の流れに乗るまでは制限速度を厳格に守る慎重さが必要です。

オービスを光らせないための安全運転のコツ

そもそもオービスに撮影されるような速度を出さないための、具体的な運転技術です。

制限速度と実勢速度のギャップに注意する

山陽自動車道は、区間によって制限速度が時速80キロメートルに規制されている場所と、時速100キロメートルが許容されている場所が混在しています。道路工事や悪天候時にはさらに規制速度が下がります。しかし、周囲の車の「実勢速度」はそれ以上に出ていることが多く、つられて走っていると気づけば大幅な速度超過になっていることがあります。周囲に流されず、常に現在の「法的な制限速度」を意識する冷静さが求められます。

事前の「速度取締り警告看板」を見落とさない

日本の法律上、固定式オービスによる取締りを行う手前には、必ず「自動速度取締機設置路線」といった文言の青い警告看板が2箇所から3箇所設置されています。これはプライバシー権への配慮などの理由からですが、逆に言えば、この看板を見落とさなければ固定式オービスに引っかかることはまずありません。景色ばかりを見ずに、道路の案内標識や警告表示をしっかりと視野に入れて運転する情報収集能力を磨きましょう。

万が一オービスが光ってしまった場合の対応

悪夢の瞬間が訪れてしまった後に、どのような手続きが待っているのかの現実的な解説です。

後日警察から届く「出頭通知書」の流れ

万が一、夜間に目の前が真っ赤に光るなどのオービスの作動を確認してしまった場合、おおむね数日から数週間のうちに、車の所有者の自宅宛てに警察から「出頭通知書」のハガキが届きます。ハガキの指示に従って指定の警察署(多くは管轄の高速隊など)へ出頭し、撮影された写真の本人確認と、違反事実の認否を行います。写真は非常に鮮明で、運転手の顔や助手席の人物までくっきりと写っているため、言い逃れはできません。

免許停止(免停)や罰金などの行政・刑事処分

高速道路でのオービスによる取締りは、基本的に制限速度を「時速40キロメートル以上」超過した重い違反(赤切符)となります。そのため、反則金を払って終わりではなく、刑事罰としての「罰金(略式裁判により数万円から十万円程度)」が科され、前科がつきます。さらに関係する行政処分として、違反点数が6点以上加算されるため、一発で30日以上の「免許停止(免停)」処分が下るという、極めて重いペナルティを受けることになります。

まとめ

山陽自動車道をドライブする際は、オービスの設置場所を気にするよりも、最初から「常に制限速度を守って走る」ことが最も確実で、かつ安全な方法です。オービスは事故の多い危険な場所に設置されていることが多く、警察が注意を促しているサインでもあります。

以下に、オービスの種類と一般的なペナルティをまとめました。

オービスの種類計測方式想定される違反処分
固定式(門型など)レーダー/レーザー6点以上の加算(一発免停)
ループコイル式地中磁気センサー刑事罰(前科・重い罰金)
移動式(可搬)レーザー/三脚型重大な交通事故のリスク増

「急がば回れ」のことわざ通り、安全な速度でのんびりと瀬戸内の景色を楽しみながら、無事故・無違反で目的地を目指しましょう。

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